リプ子の不妊治療

平成26年12月より不妊治療スタート、平成27年に顕微授精により妊娠し平成28年5月出産

不妊治療の為に仕事辞める事にしました

仕事をしながらの不妊治療について皆さんはどう考えますか?

 

私は不妊治療の為に仕事を辞める人は自分に甘い人間だと考えます。(賛否両論ありますが個人的な考えです)

 

不妊治療の為に仕事を辞めてしまった人の逃げるために使う言葉

①仕事がストレスになっている可能性があるから仕事を辞めるとこれをきっかけに妊娠出来るかもしれない。

②上司に不妊治療の理解が得れない。仕事を急に休むことが出来ないので他の人に迷惑になるから退社せざるを得ない

③旦那がそもそも専業主婦を望んでいるので、辞めてほしいと言われている。

 

不妊治療が長引くと、先の見えないトンネルを進んで、いつになったらゴールにたどり着くんだろうと気分も落ち込みどうしようもない気持ちで溢れかえります。

神頼みもしたくなり、子授け神社に行きお守りを買いたくなる気もします。上記①②③の言い訳をして仕事を辞める決断をする気もわかります。

 

しかし、私は思います。

「こんな時こそ現実を見て。今必要な事は高度な医療を受け続ける為のお金」

 

治療は1年で終わるかもしれないし、もしかしたら15年かかるかもしれません。

ハイヒールりんごさんは35歳の時から50歳まで15年間不妊治療を行い、体外受精を20回ほどされたそうです。しかし、現在妊娠に至らず不妊治療を断念されています。この費用はいくらかかったでしょうか?採卵に40万、移植に15万、薬代、毎回の診察代、卵の保管費用、お金は無限にかかるのです。

毎回採卵+移植で簡単に計算してみましょう。20回の体外受精を行うためには・・・

(40万×20回)+(15万×20回)=1100万円です。こんなもので済みませんよ?

診察代、薬代、注射代・・・もう値段が跳ね上がります。

なんてたって保険適用外なんですから!

夫が「俺の貯金でまかなうから」と男気たっぷりな発言をしている人もいますね。

よっぽっど貯金している人でないと「無理」です。

この費用をハイヒールリンゴさんなら払えると思いますが、普通のサラリーマン世帯には払える金額ではありません。

 

これからことから、不妊治療を行うにあたって私は共働きをおすすめします。

不妊治療を理由に仕事を辞めると後々自分の首を絞めることになるからです。

でも、それって女性も苦しいですよね。

なかなか上司に言い出せないし(特に男性)、女の上司でも独身女性の上司には嫉まれて逆に理解してくれないパターンもよくあります。私の経験上、男性の上司の方が理解してくれました。男性は出世がかかってますから、とにかくリスクが怖いのです。

後は異性に対して優しいですし、上司は男性の方が良いですね。私は。

 

確実に妊娠する近道は・・・(今の日本では)

共働きしながら不妊治療をし続ける事です。

 

女性が不妊治療をしながら気持ちよく働ける社会になっていくために不妊治療休暇」

、もしくは不妊治療の保険適用」が一般的になっていく世の中になっていくことを心から願っています。